鉢植えの綺麗な紫陽花。
鉢植えを室内で育てれば、綺麗なお花をいつも眺めていられますね。
庭に植えると大きく成長してしまう紫陽花ですが、できるならコンパクトに室内で育てたいですよね。
鉢植えの紫陽花を室内で上手に育てるには、水やりや置き場所に少し注意が必要です。
鉢植えの紫陽花を室内で育てる場合のちょっとしたコツをご紹介いたします。
紫陽花の鉢植えを室内で育てるなら、水やりはこうする!
紫陽花は水が好きな植物です。春~夏の時期は水を欲しがりますので、鉢の土が乾いたらたっぷりと水やりします。
水が好きな紫陽花なのですが、やはり水のやりすぎには注意が必要です。
過湿になってしまうと根腐れしますので、「土が乾いてから株元にたっぷり水やり」が大切。
鉢の底から水が出てくるくらいしっかり水やりします。
その時、鉢皿に溜まった水はしっかり捨ててください。根腐れの原因になりかねません。
また、母の日などのプレゼントでもらった場合は鉢が綺麗なかごに入っていることもありますね。
水やり後にかごの中に水が溜まっている場合がありますので、溜まった水はしっかり捨てます。
お店で買った紫陽花はプラスチック製の鉢に植えられていることが多いのですが、プラスチック鉢は通気性が悪いです。
通気性、吸水性、排水性の良い素焼きの鉢に植え替えてあげるのが理想的です。
素焼きの鉢に植え替えることで、余分な水分が鉢から蒸発しやすく根腐れしにくくなります。
紫陽花の置き場所は日陰の方がいい?
紫陽花には日当たりを好む品種、好まない品種があります。
ここでは2つご紹介しますね。
・ガクアジサイ
一般的にホームセンターなどで良く売られている品種。
寒さには強いが直射日光が苦手なので半日陰に置きましょう。
・西洋紫陽花
寒さに弱く、日当たりを好むものが多い。室内で育てると日照不足になりやすい。
ホームセンターで購入したり、プレゼントなどでいただいたコンパクトな鉢植えの紫陽花のほとんどは、ガクアジサイだと思われます。
ガクアジサイは直射日光が苦手なので室内でも半日陰に置くのが良いですね。直射日光に当てすぎると葉焼けの原因にもなります。
室内での置き場所で日当たり以外の注意点は、冷房や暖房の風が直接あたらないところに置くことです。
紫陽花は夏場涼しい環境を好む為、冷房の効いた部屋に置いてあげてもかまいませんが、扇風機やエアコンの風が直接当たらないところに置きましょう。
また、紫陽花は寒さに当てた方が花芽が付きやすいので、冬場は暖房の効いていないところに置くのが好ましいです。
もし暖房の効いている部屋に置く場合は、暖房器具の風が直接当たらないところに置いてあげてください。
まとめ
紫陽花を室内で育てる場合注意したい「水やり」と「置き場所」についてまとめました。
紫陽花は水を好む植物なので乾燥させないように育てます。
特に夏場は良く水を吸い上げるので、毎日鉢土をチェックしましょう。
冬場は夏程頻繁に水やりする必要はありませんが、乾燥させないように注意してください。
乾燥に弱いのですが、過湿になり過ぎると根腐れしますので注意してください。
鉢の土が乾いたら水やりをすることが大切。
水やりをした後に、鉢皿やかご(鉢カバー)の中に溜まった水は必ず捨てましょう。
またプラスチック鉢は蒸れやすいので、できれば素焼きの鉢に植え替えてあげると良いでしょう。
一般的に売られている紫陽花は、半日陰を好むガクアジサイであることがほとんどです
室内でも直射日光の当たらない半日陰に置いてあげます。
直射日光に当てないほうが花も長持ちします。
室内に置く場合は冷暖房器具の風が直接当たらないところに置いてあげましょう。
冬場はできれば暖房の効いていない寒い所においてあげた方が花付きがよくなりますよ。
紫陽花の綺麗な花をたくさん咲かせて、室内を明るく華やかにしたいですね
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